肩の痛み
腱板断裂、五十肩(凍結肩)など。夜間の痛みや腕の動かしにくさを確認します。五十肩について詳しく見る
Upper Limb
肩・肘・手首・手指・首など、症状が出ている場所や経過を確認し、状態に合った対応を考えます。
Conditions
肩、肘、手首、手指の症状は、似て見えても原因が異なることがあります。以下のような疾患を、症状や生活背景を伺いながら確認します。
腱板断裂、五十肩(凍結肩)など。夜間の痛みや腕の動かしにくさを確認します。五十肩について詳しく見る
テニス肘、ゴルフ肘など。物を持つ、雑巾を絞る、手首を使う動作で痛むことがあります。
ドケルバン病やばね指など。抱っこや家事での手首の痛み、指の引っかかりを確認します。
頸肩腕症候群など。首・肩の重だるさや腕のしびれを確認します。首やしびれについて詳しく見る
しびれる指や範囲、続く時間を確認し、首・肘・手首なども診察します。症状だけで原因を決めつけません。
When to Visit
しびれが続く、手先が使いにくい、痛みで日常生活に支障がある場合はご相談ください。
急に片側の手足に力が入らない、または言葉が出にくくなった場合や、肩・腕の痛みに胸の圧迫感・息苦しさ・冷や汗などを伴う場合は、通常の整形外科受診を待たずに119番へ連絡してください。
普段の肩の痛みや一時的なしびれを、すべて救急の対象とするものではありません。
Diagnosis
痛む場所、きっかけ、仕事・家事・スポーツでの使い方、夜間痛やしびれの有無を確認します。
可動域、筋力、押して痛む場所、指や腱の引っかかり、神経症状を確認します。
診察結果に応じてレントゲンや超音波検査などを検討します。MRIが必要な場合は、隣接する「かわくぼ脳神経外科」での検査をご案内します(当院にMRI装置は設置していません)。
症状や診察結果に応じて、日常生活での工夫や治療、経過観察についてご説明します。
FAQ
夜間の肩の痛みは、五十肩や腱板断裂などでもみられます。夜間の痛みだけで原因が決まるわけではありません。
肩の動きや力の入り方を診察で確認し、必要に応じて画像検査を検討します。
五十肩と腱板断裂では、肩の動き方に違いがみられることがあります。
自分で上げるときと、診察で支えて動かすときの範囲などを確認します。長引く痛みや力の入りにくさがあればご相談ください。
髪を洗う、下着をつける動作がつらい場合、五十肩で肩の動きが制限されている可能性があります。
五十肩は痛みだけでなく関節そのものが硬くなるため、反対の手で支えても動かしにくくなることがあります。時期に合った治療やリハビリが大切です。
自然に軽くなることもあります。基本は、痛みを我慢して強く伸ばさず、できる範囲でやさしく動かすことです。
痛みが強い時期に無理な運動をする必要はありませんが、全く動かさない状態が長く続くのも望ましくありません。状態に合わせて対応をご相談ください。
テニスをしていなくてもテニス肘は起こります。
手首や指を反らせる筋肉の腱が肘の外側に付いているため、家事、荷物運び、パソコン作業などの負担が肘の痛みとして出ます。多くは保存療法で改善します。
雑巾を絞ると肘の外側が痛む場合、上腕骨外側上顆炎、いわゆるテニス肘の可能性があります。
まずは負担のかかる動作を調整し、外用薬やストレッチ、バンドなどを状態に応じて検討します。保存的な治療で改善せず、生活への支障が続く場合には手術が検討されることもあります。
ゴルフをしていなくてもゴルフ肘は起こります。
正式には上腕骨内側上顆炎といい、手首や指を曲げる筋肉の腱に負担がかかって肘の内側が痛む病気です。荷物を持つ、手首を曲げる、前腕をひねる動作でも起こります。
テニス肘とゴルフ肘は、痛む場所は違いますが仕組みは似ています。
テニス肘は肘の外側、ゴルフ肘は肘の内側の腱の付け根にかかる負担などが関係します。どちらも動作の工夫や手術によらない治療を中心に検討します。
抱っこで手首の親指側が痛む場合、ドケルバン病という腱鞘炎の可能性があります。
親指を動かすと手首の親指側が痛むことがあります。育児中も、手の使い方の工夫や状態に合った治療を相談できます。
ステロイド注射は治療の選択肢の一つです。
繰り返し行う場合は腱への影響も考慮し、回数や間隔を相談します。手の使い方の工夫や薬なども含め、症状に合わせて治療方針を決めます。
朝に指がこわばり、曲げ伸ばしでカクンと引っかかる場合は、ばね指の可能性があります。
指を曲げる腱が腱鞘で引っかかって起こり、親指や中指に多くみられます。引っかかりが続く、指を伸ばしにくい場合はご相談ください。
糖尿病の方はばね指を起こしやすく、複数の指に同時に出ることがあります。
外用薬や内服薬、注射などを状態に応じて検討します。ステロイド注射を行う場合は血糖値が一時的に上がることがあるため、持病も含めて治療方針を相談します。
レントゲンなどで明らかな異常がなくても、首や肩の重だるさや腕のしびれには、複数の原因が考えられます。
頸肩腕症候群と決めつけず、しびれる範囲や続く時間、筋力や感覚を診察で確認します。しびれが続く、腕に力が入りにくい場合はご相談ください。